ゴジラいろいろ

店員Sは先週公開された『シン・ゴジラ』を初日に観てきました! 感想を一言でいうと怖かったです。現代の東京にゴジラが現れたらどうなるかをリアルに描いていて凄かったです。

今まで観てきたゴジラ映画は『ゴジラVSモスラ』などの怪獣同士の戦いのものが多かったので、久しぶりに観た人間対ゴジラという話だったのもあると思います。そして新作を観るとやっぱり過去の作品も観たくなりますね〜。今度レンタルなどで観てみようと思います。

幕張店では、ゴジラに関する書籍もいろいろ取り扱っております。ぜひご来店くださいませ。

アップデイトダンス「白痴」―どんなムイシュキンが現れるのか

荻窪駅近くのカラス・アパラタスにて21日から、勅使川原三郎主催の「KARAS」によるアップデイトダンス「白痴」が上演されているのをご存知でしょうか?

ダンス「白痴」2

原作であるドストエフスキーの『白痴』に関しては、以前記事を書かせていただきました。私はこれから鑑賞するのですが、あの溢れんばかりの愛憎がどう表現されるのかとても楽しみです。激していながら終始どこか静謐さを漂わせるあの作品は、考えてみるとたしかに、率直にすぎる「言葉」というもののないダンス向きであるのかもしれません……やはり非常に困難な試みであるためか、勅使川さんがこの作品へ寄せられたコメントも静かな気迫を湛えていて、観に行くこちらまで身が引き締まる思いがします。

ごく個人的なことを言ってしまえば、つい先日友人に借りていた山岸凉子先生の『テレプシコーラ』を読み終えて(そのうち感想を書きたいと思います)バレエ・ダンスに対する関心が高まっているところにこの公演の知らせが舞い込んだので、すこし不思議な気持ちです。なんというか、巡り合わせだなあと……。公式ブログを遡ってみると、5月には「春と修羅」のダンス化もされていたようで、見逃してしまったことが心底悔やまれます。

1週間とすこしという短期間の公演ですが、チケットのお値段も比較的お手頃なことですし、『白痴』がお好きな方や身体芸術に興味がおありの方はぜひ一度足を運ばれてみてはいかがでしょう?

『カードキャプターさくら』クリアカード編&新アニメプロジェクト始動!!

『なかよし60周年記念版』刊行開始アニメ再放送開始に続き、3回目の『カードキャプターさくら』関係の記事となります。いい加減お叱りを受けるかな……? とびくびくしつつも、勢いで書いてしまいました。

なかよし 2016年7月号 / 講談社
なかよし 2016年7月号 / 講談社

先の3日に発売された『なかよし 7月号』より、『カードキャプターさくら』「クリアカード編」の連載が開始、さらに新アニメプロジェクトの始動も告知されました!!

いきなり続編が載ることになるので、『カードキャプターさくら』を知らない子も多いであろう今の読者はポカンとしてしまわないかな? とすこし不安を感じていましたが、そこはさすがの配慮で、丸2ページが「クロウカード編(旧版コミック1~6巻)」「さくらカード編(旧版コミック7~12巻)」のあらすじ紹介に割かれていました。やはりそれだけでは拾いきれないエピソードもたくさんありますが、今ならちょうど(おそらく意図して合わせたのでしょうが)アニメの再放送もしていますし、せっかく子供時代にさくらちゃんに出会えたのだから、さくらちゃんワールドを目一杯楽しんでほしいですね。

ページ下のコメント投稿欄に、予告の絵がきれいでどきどきして待っていたという小学生から続編を楽しみにしていたという高校生まで、さまざまな年齢の子たちからのメッセージが届いていて、こみ上げてくるものがありました。今、わたしや友人がさくらちゃんと共に過ごした小学生時代は遠ざかり、いろいろなものが移り変わったこの時代になって、十何歳も年下の子達と、さくらちゃんのお話ができる。あと10年もすれば、20歳前後になったその子達と、〈幼い頃に出会った〉さくらちゃんについて語り合うこともできるでしょう。今までにこの作品がきっかけで仲良くなったお友だちや、これからさくらちゃんが巡りあわせてくれるかもしれない子たちに思いを馳せて、『カードキャプターさくら』に出会えた幸せをあらためて噛みしめています。大好きな作品に、共に喜び悲しみ笑った登場人物たちに、長い年月を経て「久しぶり」と微笑みかけられるのは、ほんとうに幸せなことですね……。

当店では、『カードキャプターさくら』の関連書籍・DVDの買い取り大歓迎です。出張買取も承りますので、お気軽にお問い合わせください

サン=サーンスさん

少し前ですが、市の企画で行われた小さなクラシックコンサートを鑑賞する機会がありました。木管楽器による小編成で行われたコンサートは子どもから大人まで誰もが知っている童謡や映画音楽を演奏しつつ古典的なクラシックも聴かせてくれるというアットホームなものでした。その中で演奏されたサン=サーンスの『動物の謝肉祭』がとても良かったものでちょっとこの春サン=サーンスにプチハマリ中 笑、3枚ほど購入したでしょうか。ロックでもジャズでもそのアーティストに夢中になって漁っている時ってメッチャ楽しいですよねぇ。

動物の謝肉祭
動物の謝肉祭 / パリ音楽院管弦楽団 / EMI / 1965年録音

「白鳥」で有名な『動物の謝肉祭』ですがタイトルからも想像出来るとおり結構どのジャケットも可愛いんですよね、ジャケットで選ぶなよって感じですがジャケット大事です、うん。もともとは室内楽用に作られたもののようですがこちらはオーケストラによる素晴らしい65年の演奏です。

死のの舞踏
交響曲第3番「オルガン」, 死の舞踏, バッカナール他 / シカゴ交響楽団, パリ管弦楽団 / GALLERIA / 1975, 1981年録音

こちらに収録されている『死の舞踏』、骸骨がワルツを踊り時折出てくるロックで言うところの “キメ” でしょうか、ここの部分、私にはたまりません。

当店では、クラシックやオペラなどのCDやDVDなどの出張買取をおこなっております! お気軽にお問い合わせください。

アニメ『カードキャプターさくら』再放送開始!!

4月6日より、BSプレミアムにて毎週水曜日18:00~アニメ『カードキャプターさくら』の再放送が始まりました!!

かなり前の記事でも一度触れた、「なかよし60周年記念企画」によって引き起こされているカードキャプターさくらリバイバル。長らく入手困難となっていた『クロウカードセット』が復刻され、『カードキャプターさくら』の連載開始20周年が重なったことにより原作者CLAMP先生による自選イラスト集も発売、ついにはTwitterに「カードキャプターさくら」公式アカウントまで開設されるという驚きの展開に!! まさか、2016年になってこんなことが起こるとは……。さらに、噂によると近々『なかよし』本誌に描き下ろしの読み切りが掲載されるとのことで、長年のファンとして感極まっております。

カードキャプターさくら 連載開始20周年記念 イラスト集 / CLAMP / 講談社 / 2016
カードキャプターさくら 連載開始20周年記念 イラスト集 / CLAMP / 講談社 / 2016

ちなみに、現在アニメイトカフェさんにて「カードキャプターさくらカフェ」が開催されていて、そちらでは熾烈なチケット争奪戦が起こっています。わたしは運良く席をとることができたので、さくらファンの友人と近日中に行ってまいります!! 私事で恐縮ですが、あまりに楽しみで浮かれているのでつい書いてしまいました……。カフェの感想でもうひとつ記事を書きかねない勢いです。さすがに自重しますよ!!

『カードキャプターさくら』は、「魔法少女もの」のエンターテイメント性を有しているのと同時に、いろいろな形の「愛」あるいは「恋」を描き出した作品でもあります(アニメ版ではやや控えめな描写になっていたりもするので、ぜひ原作を読んでいただきたいところ)。これは『セーラームーン』にもいえることで、今の20代、いわゆる「セーラームーン世代」および「カードキャプターさくら世代」にLGBTその他さまざまな性的マイノリティを〈あたりまえにそこにあるもの〉として自然に受け入れている人が(比較的、ではありますが)多いのはこの2作品の影響が強いのではないかとネットの一部でいわれているほど。再放送によって生まれるであろう新たな「カードキャプターさくら世代」の子達が、ストーリーを楽しみキャラクターに憧れながら、同じようにそのメッセージを受け取って、大人になってもその温かな態度を忘れることのないように祈りたいと思います。

当店では、『カードキャプターさくら』や『美少女戦士セーラームーン』といった名作少女漫画やその関連書籍の買い取り大歓迎です。原作コミックをお出しになる際は、ぜひ全巻セットで!! 出張買取も行っていますので、お気軽にお問い合わせください