新興宗教のと隆盛と弾圧を描いた長編小説―高橋和巳『邪宗門』

戦前戦後のとある新興宗教の興亡を描いた長編小説です。 宗教とは?信仰とは?政治とは?農業とは?社会とは?権力とは?戦争とは?国家とは?、、、それらについての作者の考えが重厚な筆致を通じて伝わってきます。そしてそれらが個別 … 続きを読む 新興宗教のと隆盛と弾圧を描いた長編小説―高橋和巳『邪宗門』

生と死、そして自分を深く見つめた末にたどり着いた"小屋"―高村友也『僕はなぜ小屋で暮らすようになったか 生と死と哲学を巡って』

あまりに生きづらすきて隠遁したところ、無限の自由と孤独を手に入れ、計らずもミニマリストとして注目された男の哲学的自叙伝です。 自作スモールハウスでの質素な暮らしぶりが注目された筆者の、幼少から現在までが書かれたあくまでも … 続きを読む 生と死、そして自分を深く見つめた末にたどり着いた"小屋"―高村友也『僕はなぜ小屋で暮らすようになったか 生と死と哲学を巡って』

「昆虫にとってコンビニとは何か?」「名前とは何か?」「戦争とは?」…人間と昆虫のかかわりを通して人間がどんなものか見えてくる。高橋敬一『昆虫にとってコンビニとは何か?』

農学博士であり、害虫防除を研究する著者が書く、昆虫の生態についての生物学的エッセイ、、、かと思いきや、もすこし過激な内容でした。 もちろん昆虫の生態にも触れますが、タイトルで分かるように、昆虫と人間のかかわりを通して自然 … 続きを読む 「昆虫にとってコンビニとは何か?」「名前とは何か?」「戦争とは?」…人間と昆虫のかかわりを通して人間がどんなものか見えてくる。高橋敬一『昆虫にとってコンビニとは何か?』

意外にもカワイイ著者の素顔が…? 服部文祥『増補 サバイバル! 人はズルなしで生きられるのか』

「意外とカワイイ人だな」が読後の感想でした。 極力道具を減らし、米と調味料以外の食料は現地調達し、できるだけ"ズルなし"で自然を相手にするサバイバル登山家・服部文祥さんの著作です。 内容は、実際に登山した時の模様と、道具 … 続きを読む 意外にもカワイイ著者の素顔が…? 服部文祥『増補 サバイバル! 人はズルなしで生きられるのか』

伊藤礼さんと友達になりたい―伊藤礼『ダダダダ菜園記 明るい都市農業』

執筆時80歳ちかいおじいちゃんである筆者の、12坪の庭先農場で奮闘する日常が飄々とユーモラスに語られるエッセイです。 とても好みの作品でした。文体も、著者の目線や感受性もすごく刺さりました。エッセイの好みとしてはストライ … 続きを読む 伊藤礼さんと友達になりたい―伊藤礼『ダダダダ菜園記 明るい都市農業』