赤瀬川原平の小気味いい文章に完全ノックアウト!パンチラインがてんこ盛り。赤瀬川原平『千利休 無言の前衛』

基本的に日本史には全く興味はないですが、日本の美意識としての「わび・さび」がどんなものかを知りたいと思ってこの本を手に取りました。 でも千利休といえば日本史の教科書の中の人といったイメージが強かったので、もし千利休ヒスト … 続きを読む 赤瀬川原平の小気味いい文章に完全ノックアウト!パンチラインがてんこ盛り。赤瀬川原平『千利休 無言の前衛』

2000日のヒマか、2000日の業か? 上田啓太『人は2000連休を与えられるとどうなるのか?』

仕事をやめた日から約2000日のあいだ、懇意にしている相手宅の一畳半の物置部屋で暮らし、働かずに(雑誌の大喜利コーナーへの投稿・採用で月数万ほどの報酬あり)過ごした著者の実話です。 帯には「衝撃のドキュメント」とあります … 続きを読む 2000日のヒマか、2000日の業か? 上田啓太『人は2000連休を与えられるとどうなるのか?』

年末年始休業のおしらせ(2023→2024)

年末年始は下記のとおり休業いたします。ご不便をおかけすることと存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。休業期間中にいただいたお問合せ・ご入金につきましては、1月4日から順次対応いたします。 Amazonマーケットプレ … 続きを読む 年末年始休業のおしらせ(2023→2024)

おいしさは、五感だけで感じるものじゃないかも。玉村豊男『料理の四面体』

このごろ「実用的でない料理本」というのが好きで。料理が自分のライフスタイルや思想に与える影響、原始から続く料理という運動が、どんな歴史をたどって、世界にどんな影響を与えたか等に興味があり、色々本を漁るうちに『料理の四面体 … 続きを読む おいしさは、五感だけで感じるものじゃないかも。玉村豊男『料理の四面体』

コロナ禍以降、アップデートされた孤独観。岸見一郎『孤独の哲学』

古来さまざまな哲学者によって語られてきた孤独の受け止め方から、コロナ禍以降の現代の孤独をどう乗り越えていくか、そしていつか必ずやってくる絶対的な孤独・死をどう見つめるか… 日本のアドラー研究の第一人者であり、「嫌われる勇 … 続きを読む コロナ禍以降、アップデートされた孤独観。岸見一郎『孤独の哲学』