こんにちは、皆様クリスマスはおかがお過ごしでしょうか? この日が過ぎると年内の大きなイベントも終わり、あとはゆったり新年を迎えるのみとなりますね。
さて、新年といえばスケジュール帳の代替わりです。来年1年間をずっと共に過ごしてゆくことになる1冊。去年はアクセントのトレーシングペーパーの挟まった動物シリーズ、今年はモレスキンの星の王子さまモデルを使用していた店員Nですが、2017年用はなかなかピンとくるものが見つからず焦っていました。
そんなとき、ここ数年ずっと気になっていた、蔵前にあるお店「カキモリ」さんのオーダーノートでスケジュール帳を作れると知り、ちょうどよかったと出向いてオリジナルのスケジュール帳(下の写真)を作ってきました。
表裏表紙や中の紙を選んでいる間も、製本していただいているときも、そしてできあがってからも、オーダーメイドならではのワクワク感が止まりません。
長く使うことになるものですから、できるだけ飽きのこないデザインにしようと、シンプルに青・紺系統で統一。しかしそれだけだとすこし物足りなかったので、アクセントに金の角飾りとピンクの遊び紙も付けてみました。最後に綴じた白封筒には、出先で見つけた気になる映画や舞台、展覧会のチラシなどを畳んでしまっています。こうしておくと忘れずにチェックできるので便利なのです!!
市販のスケジュール帳だと、人によっては一度も使わないまま残ってしまうページも少なくないと思うのですが、このオーダーノートでは中の用紙の種類・数・順番もすべて自分で選べるので、その人その人に一番合うスケジュール帳をストレスなく使うことができます。
万年筆ユーザーや文房具マニアの間では、主にオリジナルインクの作成(inkstand)やこのオーダーノートサービスによってかなりの知名度を誇るカキモリさんですが、スケジュール帳を作れる(スケジュール帳にする用の紙がある)というのはあまり知られていない気がします。スケジュール帳選びに迷ったら、ぜひカキモリさんに足を運んでみてください。店員さんもとてもお優しい方ばかりです。
そしてもうひとつ、店員Nが新年に向けて準備したものがあります。「READING EDiT」、読書ノートです。スケジュール帳を探してネットを彷徨っているうちにEDiTのサイトに辿り着き、こちらを発見。読了日や好きな文章のみならず、装丁家や作中のキーワードを記入する欄まで設けられている徹底ぶりに惚れこみ、迷わず購入しました。
このブックジャーナルの他、本に関する支出表(頭が痛い……)、読書スケジュール、書店のアドレスを書き込むページもあります。ブックストア・アドレスには、ぜひ草古堂のデータも書き込んでくださいね!! それでは皆様、よいお年を。