没後30年 鴨居玲展

先日、東京ステーションギャラリーにて「没後30年 鴨居玲展 踊り候え」をみてきました。代表的な油彩はもちろんのこと自身がとても重んじていたという素描の数々はその線の一つ一つが人間の躍動感としてみごとに表現されていました。

そんなに頻繁ではありませんが年に何度か美術館に足を運びます。もちろんその作家への興味があり行くのですが、それと同時に私の場合はその作家が一生を通じて純粋に何かを作り続けたというパワーを感じたくて足を運びます。損得だけで生きがちな日々の中で何かに迷い何かに疲れた時その圧倒的なパワーは自分に「活っ!」を入れてくれるのです。そして少しでも何かを創造し続けられる人間でありたいとあらためて願うのでした。

鴨居玲展
鴨居玲展

今回、東京ステーションギャラリーははじめてだったのですが東京駅の内側を使った構造は小さいながらもおもしろい美術館でした。レンガが剥き出しになった文化財の壁はなかなか見応えがありますよ^^。

当店では、美術展や各種展覧会の図録の買い取り大歓迎です。出張買取も承りますので、お気軽にお問い合わせください

日本の美を体現「山口小夜子 未来を着る人」展

2007年に逝去してから8年……現在、東京都現代美術館で6月28日まで開催されている、「山口小夜子 未来を着る人」展を見てきました。

山口小夜子 未来を着る人1970年代にKENZOや山本寛斎のファッションショーで注目を集め、日本人として初めてパリコレなど海外のショーに出演した日本を代表するトップモデル。そして晩年では身体表現のパフォーマーでもあった山口小夜子の生前までの歩みと、宇川直宏山川冬樹等といった現在活躍中のアーティスト達との、時と魂を超えたコラボレーションが楽しめる展示会となっています。 続きを読む 日本の美を体現「山口小夜子 未来を着る人」展

小さな世界はワンダーランド

今日これ観てきたんですけど、よかったなですね。映像技術もすばらしく、そしてどんなCG作品も自然の迫力には適わないのだな……と。撮影技術の進歩ももちろんあるでしょうが、もの凄い時間を費やしていることには間違いありません。終始「これ、どうやって撮ったのかな?」の連続。44分と短い映画なのでチケットも安く、ちょっと息抜きにいい時間でした。

観る価値アリです!

アースデイちば@稲毛海浜公園

昨日、5/10 (日) は稲毛海浜公園でおこなわれた「アースデイちば2015」へ出店してきました。ご存知「アースデイ」は各地でおこなわれている有名なイベントですね。「アースデイちば」はここ数年声をかけていただき何度か出店させていただいております。緑と青空の中、オーガニック系やエコ系の飲食や雑貨ショップに混ざって当店も楽しませてもらいました。

FESにはTYPE2の移動販売がよく似合います。
FESにはTYPE2の移動販売がよく似合います。

天気も良く、今年はじめて日焼けをしました。こうゆう日頃の仕事と違うロケーションはいい刺激になっていいですね!

草古堂ブース
草古堂ブース

今回はこんなかんじです。毎回、見栄えよく、そして簡単に展開できるようにするにはどうしたらいいか頭を悩ませています。そうゆうことを考えるのがたのしいですね!

当店では、大きな古本催事からフェスやイベントなどの小さな出店までいろいろやっておりますので出展者をお探しの方はお気軽に当店までご相談くださいませ!

「愛死」とジョン・バリー

先日、近くの映画館で『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』を観て来たのですが、劇中のあるシーンで流れていた曲を聞いて思い出した映画がありました。それは『ある日どこかで』という1980年のアメリカ映画なのですが、流れていた曲はその映画のメインテーマだったのです。『バードマン』では舞台役者である主人公が仕事先のパートナーから思わぬ妊娠を告げられるシーンのすぐあとに流れるのですが、なぜここでこの曲が使われたのか、については考えても自分にはわかりませんでした。『ある日どこかで』は大好きな映画で、見た方ならわかると思いますが聴けば必ずこの映画のワンシーンを想起させる名曲中の名曲なので、必ず理由があると思うのですが……。

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