以前紹介させていただいた、天野こずえ先生の『ARIA』。そのアニメ十周年を記念して制作された劇場版アニメ『ARIA The AVVENIRE』が、昨日ついに公開に!!
そしてこの日を待ち望んでいた私・店員Nはなんと、友のおかげで公開初日の舞台挨拶つきの回を鑑賞してくることができました。私自身は3月頃にはじめて原作を読んだ新参ファンなので、場を埋めているのはテレビ放映当時からのファンの方々ばかりであろう舞台挨拶にはすこし尻込みをしてしまっていたのですが、ARIAファン歴の長い友人がチケットを私の分までとってくれたのです……。やはり持つべきものは友。
もしかすると、12月から発売が始まるTVシリーズのBlu-ray BOXに収録予定であるかもしれませんので、舞台挨拶での監督やキャストのみなさんの発言への詳しい言及は避けますが、「私達ちょっと(ARIAが好きすぎて)おかしいんです、病気なんです」というひとつの発言だけでも(細かいところはうろ覚えですが、大体の意味は間違っていないはず)、どれだけARIAを大切に思っていらっしゃるのか、これでもかと伝わってきました。
そんなスタッフとキャストのみなさんが全力をそそがれた作品ですので、映画本編のほうももちろん、ARIAという作品、そしてアテナ役の亡き川上とも子さんへの愛と思いがありったけつまった、まさに「ステキ」としかいいようのない作品に仕上がっています。
十年も前のアニメである『ARIA』の劇場版が今制作されたことは「奇蹟」であると、舞台でみなさんが仰っていました。この奇蹟に感謝をこめて。