『累』―「役者」の物語

さて今回は、一部でひそかに話題となっている漫画(調べてみたところ、2015年度の講談社漫画賞にもノミネートされていた様子)、松浦だるま『累(かさね)』についてお話しようと思います。 『累』は、伝説の女優と謳われる美しい母 … 続きを読む 『累』―「役者」の物語

愛蔵版『モモ』―いまの「わたし」を形作る本

この間、大学の生協でミヒャエル・エンデ『モモ』の愛蔵版を見つけ、衝動的に購入してしまいました。装丁がとても凝っていて、デザインされた方のこの本への思い入れが伝わってくるような贅沢さ。すこしくすんだ赤と黄の色合いといい、外 … 続きを読む 愛蔵版『モモ』―いまの「わたし」を形作る本