1970年代『少年サンデー』セット、ヤフオク!に出品中

楳図かずお『漂流教室』『まことちゃん』、小池一夫・川崎のぼる『ムサシ』、水島新司『一球さん』、赤塚不二夫『レッツラゴン』、藤子不二雄『プロゴルファー猿』など、往年の名作マンガを発表した1970年代の週刊少年サンデー。当店はヤフオク!にて、1974~1976年の少年サンデーを、なんと年ごとに分け、4セットでご提供しております! 「今すぐにチェックしたい!」という方は、こちらをクリックしてください。(出品終了いたしました)

一年分全52号を積み上げると、1m越えです。こんな高さになります!

上のほうがグラグラしております……
上のほうは、グラグラと揺れて緊張感が高まっています……一球さんノンキにダブルピースしている場合じゃないよ。

当時の連載は、上に挙げたもの以外では水島新司『男どアホウ甲子園』、古谷三敏『ダメおやじ』、永井豪『ドロロンえん魔くん』、小山ゆう『おれは直角』『がんばれ元気』、石森章太郎『人造人間キカイダー』『ドッグワールド』、赤塚不二夫『母ちゃんNo.1』、さいとう・たかを『サバイバル』、雁屋哲・池上遼一『男組』など。その他にジョージ秋山やあだち充などの読み切り作品や、当時の球界を賑わせた長嶋茂雄・王貞治などの野球記事も掲載され、当時の子供達を胸を躍らせるような誌面となっております。

当時の少年サンデーのトップスターたち。まことちゃん、
当時の少年サンデーのトップスターたち。まことちゃん、一球さん、ムサシ、プロゴルファー猿、などなど。

そして当時の女性アイドルの表紙なども魅力的ですよね。いつの時代も美人は美人だなあ、美に時代は関係ないなあ、としばし見惚れてしまいます(一部の方を除いて)。当記事の一番上の画像では妖艶な微笑みの百恵ちゃんが見えますね。

天地真理、あべ静江、桜田淳子、浅田美代子、アグネスチャン……当時の御姿からはすっかり変わり果てた人も……?
こちらは天地真理、あべ静江、桜田淳子、浅田美代子、アグネスチャン、小柳ルミ子……

今回の出品にあたり、パラパラめくっていると発見してしまったのが、楳図かずお『漂流教室』の最終話。

夜空へと消えていく、元気な息子たちの幻影を見るお母さん。
夜空へと消えていく、元気な翔ちゃんたちの幻影を見るお母さん。

正直このページだけで泣けてしまいました……年を重ねると “親子の絆もの” に弱くなりましてね…… (笑) 『漂流教室』だけでなく『わたしは真悟』『14歳』などでも見られるのですが、このあたりの楳図マンガは風呂敷をバンバン広げていって、最終的に “人間” とか “未来” とか “宇宙” や “愛” 等というとてつもなくスケールのでかい話になって終わり、その巨大なスケールの前では「あの伏線の回収はどうなったの?」というような疑問は砂粒のように矮小化、結果なかったことに、という傾向にあるのですが、そういうツッコミを入れられる大人になった今でも、このページの前では心が震えます。楳図先生、この後『まことちゃん』連載するんですよ!? (笑)

70年代少年サンデーセット、興味が湧いた方はこちらをクリックしてください(ヤフオク!)。よろしくお願いいたします!(出品終了いたしました。ありがとうございました!)

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投稿者:

店員T

基本なんでも広く浅く。たまに楽器も触ります。