いや春ですね、すっかり春らしい陽気に包まれてついつい鼻歌が出てしまいそうです。重苦しい上着など捨てて、春の空に向かって元気いっぱいに歌いあげましょう! サン、ハイ!
楽し都~、恋の都~♪ 夢の~パラダイス~よォ、花の東京~♪
藤山一郎『東京ラプソディ』
(……申し上げますと、このブログを書いている現在、東京は曇のち雨、気温11度であり、春には遠い気候です。室内なのに上着が手放せません。何ならストーブ点いてます)
というわけで春に聴くなら昭和歌謡、どうせ聴くならSPレコードで戦前・戦後の雰囲気を味わいましょう。朗々とした男性歌唱、艶やかな女性歌唱……今現在のJ-POPにはない魅力だと思います。
SPレコード・SP盤は直径10インチ(約25.4cm)前後で、蓄音機で再生するレコードです。重くて固く割れやすいSP盤は、1950年代に薄くて軽くて割れにくいビニール盤に取って代わられますが、現在でもファンやマニアがいます。
それでは当店にあるSP盤の一部をご紹介します。